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      <title>アルツハイマー</title>
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      <description></description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
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         <title>コルサコフ症候群</title>
         <description>認知症というのは、知能の働きが低下した状態を言います。物忘れがひどくなったり、記憶力が悪くなるのが主な症状で、正常な社会生活を営むことが困難になる病気です。
高齢化が進む現代においては、いわゆる老人ぼけといわれる認知症がますます増加しており、社会的な問題ともなっています。こうした症状が40～60歳の初老期にあらわれた場合を初老期認知症、65～70歳の老年期に現れた場合を老年認知症ということもあります。これらの認知症はアルツハイマー型老年認知症とも呼ばれ、脳動脈硬化などの脳血管障害によって生じる脳血管性認知症と区別されます。現在、日本の65歳以上の老人の4.8パーセントがぼけ老人といわれます。

老人期の認知症として問題になるのは、次の４つです：

●アルツハイマー型認知症
●クロイツフェルト・ヤコブ病
●ピック病
●コルサコフ症候群

このうち、コルサコフ症候群というのは、別名、健忘症とも呼ばれます。病的な原因によって、過去のことを思い出せなくなったり、自分のいる場所や日時がわからなくなったりします。これを記銘障害と呼びます。そのため、作り話をしてつじつまを合わせたりといったことが症状の中心となります。慢性アルコール中毒、一酸化炭素中毒、脳腫瘍、脳炎などでもみられます。
原因となるのは、脳の障害です。特に記憶障害と関係の深い乳頭体や間脳・中脳領域が損傷されるためと考えられています。
原因となった病気によって経過は異なります。一般に高齢者では予後は悪くなります。</description>
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         <pubDate>Sun, 17 Aug 2008 12:20:09 +0900</pubDate>
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         <title>神経伝達物質と老人斑</title>
         <description>老年期の認知症の代表とも言われるのがアルツハイマー型認知症です。根本的治療がなく、徐々に症状が進行することから恐ろしい病気であることに違いありません。
アルツハイマー型認知症では、記憶障害や見当識障害などの症状のほかに、歩行困難などの身体的症状や、脳の萎縮などの解剖学的症状がみられます。

解剖学的症状として、大脳の萎縮や神経伝達物質の変化がみられます。

神経伝達物資というのは、アセチルコリン、カテコールアミン、セトロニンなど、神経細胞から出される信号、つまり情報を伝達する化学物質のことです。神経と神経のつなぎめや、神経と筋肉などのつなぎめには、ごくわずかですが、隙間があいており、神経のなかで電気的流れとして伝わってきた情報がこの隙間で化学物質に置き換えられるのです。この化学物質が神経伝達物質と呼ばれます。これらの化学物質の受け入れ口である受容体を通して伝わった情報は、再び電気信号となって神経や筋肉を興奮させることになるのです。

一方、脳の縮小は、正常老人の約10パーセントの減少です。特に前頭、側頭、頭頂葉の減少が著しいのが特徴です。また脳室の拡大や神経細胞の脱落と萎縮、アルツハイマー神経原線維の変化、老人斑などがみられます。

老人斑というのは、アミロイドと呼ばれる色素たんぱくが脳に沈着したものです。アルツハイマー型の認知症の大脳皮質に多く見られ、第21番目の染色体にある遺伝子の異常によって生じるだろうと推測されています。</description>
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         <pubDate>Sun, 17 Aug 2008 12:19:46 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>痴呆と認知症</title>
         <description>近年、痴呆という言葉に代わり、認知症という用語が用いられるようになりました。

後天的な脳の器質的な障害によって、いったん正常に発達した知能が低下した状態を、認知症といいます。これに対して、知的障害は、先天的に脳の器質的障害があり、運動の障害や知能発達面での障害などが現れる状態のことをいいます。

痴呆と認知症
日本ではかつて、認知症を、痴呆と呼んでいました。しかし、2004年に厚生労働省の用語検討会によって「認知症」に、用語を変換する報告がまとめられたのです。まずは、行政分野および高齢者介護分野において、「痴呆」の語が廃止されました。そして「認知症」に置き換えられたのです。
さらに、各医学会においても2007年頃までには、言い換えがほぼ完了しています。

認知症の原因となる主な疾患には以下のものがあります：
・脳血管障害
・アルツハイマー病などの変性疾患
・正常圧水頭症
・ビタミンなどの代謝・栄養障害
・甲状腺機能低下、など。

これらの原因によって、生活に支障をきたすような認知機能障害が生じた場合に、「認知症」と診断されます。脳血管障害の場合、画像診断では微小病変が見つかっているような場合でも、はたしてこれらが認知症状の原因になっているかどうかの判別は難しいのが現実です。これまでは脳血管性認知症と診断されてきましたが、実際はアルツハイマー病が認知症の原因となっている場合が少なくありません。これを、「脳血管障害を伴うアルツハイマー型認知症」といいます。</description>
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         <pubDate>Sun, 17 Aug 2008 12:19:23 +0900</pubDate>
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         <title>長谷川式簡易知能評価スケール</title>
         <description>アルツハイマー型認知症をはじめとする認知症の診断において、記憶力、記銘力、見当識障害の症状を判断するのにしばしば用いられるのが、長谷川式簡易知能評価スケールです。

改定長谷川式簡易知能評価スケール
質問　→　評価法と点数

１．お歳はおいくつですか？
→正解は1点（2年までの誤差は正解）。

２．きょうは、何年の何月何日、何曜日ですか？
→年、月、日、曜日の各1つ正解で1点。すべて正解の場合は4点。

３．わたしたちが今いるところはどこですか？
→自発的に答えられれば2点、5秒おいて家、病院施設の中から正しい選択ができれば1点。

４．これからいう３つの言葉をいってみてください。
①a桜、b猫、ｃ電車
②a梅、b犬、c自動車
→①と②の系列のうちいずれか１つを採用して○をつけておきます。a、b、cのうち1つ正解で1点、２つで2点、すべて正解で3点。

５．100から７を順番に引いてください。
①100－7＝93、②93－7＝86
→①が正解で1点、①と②が正解で2点（①が不正解の場合は、打ち切る）。

６．わたしがこれからいう数字を逆からいってください。
①６、８、２または２、８、６
②３、５、２、９または9、２、5、３
→①が正解で1点、①と②が正解で2点（①の逆唱に失敗したら打ち切る）。

７．先ほど覚えてもらった言葉（４の質問）をもう一度いってみてください。
→自発的に回答があれば、a、b、c各2点、回答がない場合、ヒント（植物、動物、乗り物）を与え、正解すれば各1点。

８．これから５つの品物をみせます。それを隠しますのでなにがあったかいってください。
→時計、鍵、たばこ、ペン、硬貨など必ず相互に無関係なものをみせて答えてもらう。1品各1点、すべて正解の場合は5点。

９．知っている野菜の名前をできるだけ多くいってください。
→答えた野菜の名前を記入し、０～５つ正解で0点、６つで1点、７つで2点、８つで3点、９つで4点、10で5点（途中で回答に詰まり、約10秒まっても答えられない場合にはそこでうち切る）

１～９の質問で不正解の場合は、0点。
評価法：30点（満点）は正常、20点以下は認知症の疑いあり。</description>
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         <pubDate>Sun, 17 Aug 2008 12:18:51 +0900</pubDate>
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         <title>アルツハイマー型認知症の治療法</title>
         <description>アルツハイマー型認知症は、その原因も明らかでないばかりか、現在のところ今般的治療もないのが現状です。そのため対症療法が中心となります。激しい精神的興奮が見られる症状に対しては、向精神薬を使用します。また夜中に騒ぐ患者さんに対しては、入眠剤を用いることもあります。抗うつ薬の使用が有効なこともあります。最近は、脳内アセチルコリンの研究が進むと共に、老年認知症に対してコリン作動性薬物やコリン前駆物質を投与するなどの治療が試みられています。
コリンというのは、神経と神経のつなぎめ、神経と筋肉などの組織とのつなぎめの部分で、情報を伝達する化学物質のひとつです。なかでもアセチルコリンがもっとも強い作用を持っています。アルツハイマー型認知症やその他の認知症でとくに記憶障害が起こるのは、このコリンによる神経間の連絡が絶たれることが原因と考えられています。そこでコリンやアセチルコリンの産生を促す薬、コリンの原料となる薬が、認知症の記憶障害などに有効なのではないか、と研究が進められているのです。

しかしまだ充分な治療効果は上がっていないのが現状です。そのため、家族をはじめとする地域社会全体がご当人の症状を理解し、進行を進めないように力を尽くし、リハビリを継続することが大切となります。リハビリは病気の予防、治療と並び、第3の治療といわれるほど重要なのです。リハビリによって進行を食い止めることはご本人の苦しみだけでなく、家族の負担を軽減する重要な方法でもあるのです。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 08:45:21 +0900</pubDate>
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         <title>クロイツフェルト・ヤコブ病とピック病</title>
         <description>老人期の認知症として問題になるのは、次の４つです：

●アルツハイマー型認知症
●クロイツフェルト・ヤコブ病
●ピック病
●コルサコフ症候群

一般的なのは、アルツハイマー型認知症とコルサコフ症候群ですが、クロイツフェルト・ヤコブ病、ピック病も問題であることに変わりありません：

●クロイツフェルト・ヤコブ病

多くは50歳代に発病し、いろいろな精神症状を示しながら急速に認知症化します。遅発性ウィルス感染症とか、プリオンという新しい病原体によるとする説が強く、感染症の一種と考えられています。プリオンというのは、細菌からヒトも含めて、細胞がつくるたんぱくが変異したものです。クイスフェルト・ヤコブ病の原因は、長い間不明でしたが、最近、プリオンと呼ばれる、ウィルスよりも小さな病原たんぱくが原因であることがわかったのです。
クロイツフェルト・ヤコブ病では、大脳や小脳に特徴的な海綿状態がみられ、1，2年で死にいたります。

●ピック病

大きな人格の変化が特徴です。それまで穏やかだった人が、家庭や勤め先で無分別な行動を起こしたり、他人に迷惑をかけることが平気になったりして周囲の人たちを驚かせます。また、注意力が散漫になり、他人の質問に真剣に答えようとしなくなったり、物事を覚えようとする意欲がなくなることから、表面的に記憶力が低下したように見えます。しかし、記憶力と見当識はほとんどおかされていません。ピック病には、側頭葉の萎縮、脳室の拡大など、脳に特有の異常が見られるので、独立した遺伝が関係する病気と考えられることも多いようです。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 08:15:20 +0900</pubDate>
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         <title>認知症の種類</title>
         <description>成人に達してから、脳の器質的な変化によって起こった知能低下の状態を認知症といいます。

認知症には、主に次の３つの型（種類）があります。

●アルツハイマー型認知症
●多発梗塞性認知症（脳血管性認知症）
●上記のふたつの混合型

アルツハイマー型認知症は、脳の老化による脳神経細胞の変性や萎縮が原因で起こるもので老年認知症とも呼ばれます。

多発梗塞性認知症（脳血管性認知症）は、脳出血や脳梗塞によって特定部位が障害されたり、小さな梗塞巣がたくさんできるために生じます。さまざまな精神症状を起こします。

認知症というのは、すでに獲得され、一定水準に達した知的能力が明らかに低下した状態です。日本において、現在、認知症患者は約100万人と推定されています。日本の特徴としては、脳血管性認知症が多く、アルツハイマー型認知症、混合型、さらにそのほかの型があります。一方、欧米ではアルツハイマー型認知症の頻度が高く、日本でも近年ではその傾向がみられるようになりつつあります。

認知症をもつ患者さんは、周囲の人の予想外に神経の細かいところがあります。また、よく人の言動を観察しています。忘れてはいけないことは、知的能力は失われても感情は失われてはいないということです。したがって軽蔑した態度をとったり、ご本人の言動を頭から否定するような反応を示すことは断じて慎むべきです。ご本人を受容する環境を作るよう心がけることが症状の悪化を防ぐためにも大切です。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 07:15:18 +0900</pubDate>
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         <title>認知症の原因</title>
         <description>認知症には、主として次の3つの型があります：

●アルツハイマー型認知症
●多発梗塞性認知症（脳血管性認知症）
●上記のふたつの混合型

これら３つの型のなかで、アルツハイマー型認知症の原因は現在のところ、明らかではないというのが実状です。ただし、アルツハイマー型認知症の場合、次のような特徴をもっていることがわかっています：

●脳の神経細胞が激減するため、大脳全体が萎縮します。さらに詳しく観察すると、神経細胞に独特の変化がみられ、これを「アルツハイマー原線維変化」と呼んでいます。

●神経細胞の外側に、アミロイドと呼ばれるたんぱく質が沈着しています。これを、「老人斑」といいます。

●「原線維変化」と「老人斑」が最も多く認められるのは、大脳皮質においてです。

その他、染色体の異常が関係しているのではないか、という説もあります。というのも、ダウン症の人が成人に達したときの脳の状態が、アルツハイマー型認知症の場合と酷似しているからです。

アルツハイマー型以ではない、認知症の型、多発梗塞性認知症（脳血管性認知症）の場合、動脈硬化や高血圧に基づく脳梗塞の多発が重要な原因のひとつになります。多発梗塞性認知症（脳血管性認知症）をもつ患者さんの脳を見ると、ほとんどの症例で脳に小さな傷がたくさんあることがわかります。これが梗塞巣です。また、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、脳腫瘍などでも、二次的に認知症症状を起こすことがあります。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 06:45:17 +0900</pubDate>
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         <title>認知症の症状</title>
         <description>一定の水準に達したはずの知的能力、あるいはすでに獲得された知的能力が、成人後に明らかに低下した状態を認知症といいます。日本においては以下に３つの型が主に見られます：

●アルツハイマー型認知症
●多発梗塞性認知症（脳血管性認知症）
●上記のふたつの混合型

認知症の主な症状は、知的機能障害です：

●時間、場所、人の見当がつかない。これを、「見当識障害」といいます。
●簡単な計算ができない。
●水洗トイレの水の流し方など、誰でも知っている一般的な知識が失われる。
●食事をした直後に、食事をしたことを忘れる。

これらは認知症の中核症状であり、逆にこれらがないと認知症とは呼びません。したがって、認知症と診断するさいの第1の根拠は、社会生活に支障を及ぼすほどの知的能力の低下が認められるかどうかにあります。しばしば使われるのは「長谷川式簡易知能評価スケール」というものです。

さらに、認知症ではこうした知的機能障害のほかにも幾つかの副次的な症状がみられます：

●「嫉妬妄想」・・・たとえば、配偶者の不倫などを妄想する。
●「被害妄想」・・・物を盗まれたという妄想など。
●「幻覚」・・・見えないはずのものが見える。
●「不安」
●「興奮」
●「夜間譫妄（やかんせんもう）」・・・夜間に家の中を歩き回る。

その他、性格上の変化もあります。自己中心的になり、頑固さが目立つようになります。感情が鈍くなって、不潔であっても気にならなくなってしまったり、羞恥心に乏しくなることがあります。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 06:15:16 +0900</pubDate>
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         <title>認知症の診断</title>
         <description>成人に達してから、知能の低下が生じる状態を認知症といいます。認知症の診断の第1の根拠となる症状は、生活に支障をきたすほどの知的能力の低下があるかどうかです。時間、場所、人の見当がつかないことを「見当識障害」といいます。これらの見当識障害や、記憶力、記銘力を評価するのにしばしば用いられるのが、長谷川式簡易知能評価スケールです。これは医師でなくても実行可能な簡単なテストです。しかしこの評価スケールは、あくまで簡易検査です。行動の異常に関するテストは含まれていません。したがって明らかに認知症と思われるケースでありながら、正常と判断されてしまうこともあります。
そのため、実際の診断にあたっては、家族から、ご本人の異常な行動、幻覚、妄想の有無などを詳しく聞き、診断をより正確に、確実なものにします。

妄想には、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症があります。両者を区別する特徴としては、脳血管性認知症の場合は、アルツハイマー型と比較して、認知症症状があっても人格は比較的保たれている、ということがあります。

診断には、さらにCTスキャンやMRI、脳波、脳の血流検査（SPECT-PET）などが、補助診断として使われ、これらからも、アルツハイマー型か脳血管性型かの判断がある程度つきます。また、認知症は、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、脳腫瘍などからの二次的症状として生じることもありますが、CTスキャンは、これらとの鑑別にも有用です。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 05:45:15 +0900</pubDate>
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         <title>認知症の治療</title>
         <description>アルツハイマー型認知症をはじめとする認知症の中核症状は、知的機能の障害です。知的機能障害を改善させることは困難であるのが実状です。しかし、脳の老化が少しでも遅くなることを期待して、脳代謝改善薬を長期的に投与する治療法がとられます。また、これに併用して脳循環改善薬や抗血小板薬を用い、脳血管障害がこれ以上すすまないようにします。

また、認知症には知的機能障害以外にも、意欲減退やうつ状態、行動異常などの認知症に伴っておこる症状があります。これらの症状を改善するために、抗うつ薬、抗不安薬、向精神薬を用いることもあります。

アルツハイマー型認知症をはじめとする認知症の知的機能を改善することはできなくても、副次的な症状の一部を改善することで、人間らしい生き方ができるようになります。これはご本人だけでなく、ご家族の方々にとっても必要なことであり、意義のあることです。

アルツハイマー型認知症は、いつ始まったのかわからないままに発症し、徐々に進行していきます。一方、脳血管性認知症は、アルツハイマー型に比べると急速に発症するのが特徴です。特に脳出血や脳梗塞などの、脳血管障害の発作をきっかけとして症状が現れることが多いように思われます。

アルツハイマー型も脳血管性認知症の場合も、進行性です。したがって早期発見につとめ、進行を防止することが重要な課題となります。そのためにはご家族の方々をはじめ、周囲の協力が非常に大切になります。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 04:45:13 +0900</pubDate>
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         <title>認知症研究</title>
         <description>厚生省の調査によると、現在、日本には認知症の症状をもつ老人が全体で100万人いると推定されます。そのうち75万人が自宅で介護を受けています。また、老人病院、特別養護朗印ホーム、精神病院などの施設にいるのは、25万人です。このように自宅で介護を受けている認知症老人がほとんどであるのが実情なのです。

今後、この傾向はどうなるかというと、本格的な高齢化社会の到来にともなって、認知症老人の数は、2015人には265万人になると推測されます。そして在宅での認知症老人だけでも180万人に達すると予想されます。急激な増加が予想されるだけに、認知症の原因の解明や、治療方法の確立が一日も早く望まれます。

日本において、老人の認知症の約4分の３は脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症が占めます。残りは一部の変性性疾患、感染症、内分泌代謝疾患、頭部外傷などによるものです。認知症のなかには、内科的治療や脳外科手術で治るものも一部にあります。しかし原因が不明であるアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症の場合、治療は困難です。

ただ、最近の研究から、アルツハイマー型認知症の原因に遺伝子の異常が関係していることが明らかにされました・アルツハイマー型認知症患者の脳に沈着する異常な色素たんぱくが、21番目の染色体のうえにあることがわかったのです。なんらかのきっかけでこの遺伝子が作動し始めることが充分に考えられます。

認知症の原因はさまざまな角度から追究されています。原因が解明され、有効な薬が開発されるのもそれほど遠い未来ではないでしょう。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 04:15:12 +0900</pubDate>
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         <title>薬の開発</title>
         <description>アルツハイマー型認知症の場合、原因が解明されていないことから、その症状を改善することは困難です。しかし、数年前から脳の循環や代謝を改善する薬が多数開発され、多くの患者さん方に対して使われるようになってきました。これらの薬は確実な成果をあげつつあります。しかし、認知症の中核症状である知能の低下に対して薬は作用するわけではなく、認知症にともなう譫妄や暴力といった精神症状および行動異常に対して効果的に作用するにすぎません。これらは周辺症状といいます。

認知症にともなう知能低下を改善する薬は、現在のところ開発されていません。知能低下に対する治療には、脳の神経細胞の再生を促進し、失われた脳の機能を蘇らせる薬を使用することが必要です。または神経と神経の間の情報連絡を活発にして、脳の働きを活性化するような薬が必要なのです。

最近期待が寄せられている研究は、神経細胞が分裂、増殖するのに必要な因子に関するものです。これを神経成長因子といいます。これが認知症の治療に有効ではないかと考えられるのです。脳の細胞は本来、増殖することはありません。一度死滅すると、二度と再生できないと考えられています。しかしダメージを受けてはいるもののまだ死滅するにはいたっていない神経細胞が回復するのに神経成長因子が有効ではないかと考えられるのです。この研究は、まだ動物実験段階ですが、改善効果があったという報告があります。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 03:45:11 +0900</pubDate>
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         <title>リハビリテーション</title>
         <description>アルツハイマー型認知症をはじめとする、老人期の認知症をもつご老人をかかえたご家庭では、看護に大変な労力を要します。しかし看護のよしあしがご本人の予後に大きく関係してきますので、できるだけのことはしてさしあげたいと思いますし、配慮することは大切です。ご本人が生きがいをもって行き続けられる生活環境を整えてさせあげたいものです。認知症の症状が進行すると、寝たきりになったり、失禁を起こしたりします。身辺を清潔に保つよう配慮するとともに、知的な刺激を与えることは効果的なリハビリになります。ご家族や地域の人がリハビリテーションの正しい知識をもち、実行していくことが大切になります。

リハビリテーションは、病気の予防、治療とならんで第3の医学といわれるほど重要なものです。老人人口の増加により、リハビリを必要とする人の数は急増しています。そもそもリハビリテーションの目的は、障害を可能な限り克服して、自立と社会復帰を果たすことにあります。単に機能回復訓練や社会復帰のみをさすのではなく、障害をもったために人間らしく生きることを妨げられている人が、再び人間らしく生きる権利を回復することです。リハビリのためにはその目的や正しいやりかたを理解し、こつこつと継続することが大切です。またご本人の意欲と並び、ご家族や地域社会全体で、心身両面からご本人を助け、協力して行くことが大切になります。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 03:15:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アルツハイマー型認知症の二つの型</title>
         <description>近年、老人人口の増加と共に、アルツハイマー型認知症をはじめとする、老人性認知症が社会的な問題になり、その症状や原因について関心が高まりつつあります。

世界中の23の研究に基づいた分析結果によると、アルツハイマー型認知症の年間発症率は、90歳まで指数関数的に増加するといわれています。たとえば、マサチューセッツ州ボストン東部での調査では、年間発症率は、以下のようになっています：
●0.6%（65～69歳）
●1.0%（70～74歳）
●2.0%（75～79歳）
●3.3%（80～84歳）
●8.4%（85歳～）

実際、アルツハイマー型認知症という場合、次のふたつのタイプがあります：

１．家族性アルツハイマー病

これは、アルツハイマー型認知症の中でもごく少数を占めるにすぎません。常染色体優性のメンデル型の遺伝パターンを示すもので、30～60歳代で発症します。

家族性アルツハイマー病は、常染色体優性遺伝です。つまり片方の親が家族性アルツハイマー病であると、その子供は性別に関係なく2分の1の確率でこの病気を発症する可能性があるというものです。

２．アルツハイマー型老年認知症

これは、アルツハイマー型認知症の中でほとんどを占めるものです。老年期、すなわち、通常60歳以上で発症するのが特徴です。 
大部分のアルツハイマー型認知症、つまり老年認知症の場合でも、遺伝的要因は少し影響するといわれています。親族にアルツハイマー型認知症の患者さんがいらっしゃる場合、多少発症の危険性が上昇すると言われているのです。特に50～54才にアルツハイマー型認知症を発症した親族がいらっしゃる場合、この病気を早期に発症する危険は約20倍に上るというデータもあります。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 02:45:09 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>危険因子</title>
         <description>アルツハイマー型認知症の症状については研究が進めつつありますが、そもそもなぜこの疾患が発症するのか、その原因は現在のところ明らかではありません。ただし、発症の危険因子として幾つかあがっています：

・年齢
・家族歴
・ApoEe4などの遺伝子型
・高血圧
・糖尿病
・喫煙
・高脂血症
・ある種の生活習慣、など。

たとえば、アルツハイマー病を発症する危険性は、糖尿病をもつ患者さんでは1.3～1.8倍になるといわれます。特に、ある種の遺伝子型をもつ糖尿病の患者さんの場合は、5.5倍にまで増加すると報告されています。

その他、現在最も関心が高まっているのが、食習慣、運動習慣、知的生活習慣です。

●食習慣
アルツハイマー型認知症の発症を抑制することがわかっている食物は以下のものです：
・魚（EPA・DHAなどの脂肪酸）の摂取
・野菜果物（ビタミンE・ビタミンC・βカロテンなど）の摂取
・赤ワイン（ポリフェノール）の摂取
たとえば、1 日に1 回以上魚を食べている人の場合と比べて、ほとんど魚を食べない人は、アルツハイマー型認知症の発症の危険が約5 倍であるというデータがあります。

●運動習慣
運動、特に、有酸素運動によって高血圧やコレステロールのレベルが下がり、脳血流量が増すことで、アルツハイマー型認知症の発症の危険が下がります。普通の歩行速度をこえる運動強度で週3回以上運動すると、全く運動しない場合と比べて、発症の危険が半分になるという研究結果もでています。

●知的生活習慣
・テレビ・ラジオの視聴
・トランプ・チェスなどのゲーム
・文章を読む
・楽器の演奏
・ダンスなど。
これらの活動をよく行う人は、発症の危険が減少するといわれます。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 02:15:08 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>喫煙</title>
         <description>アルツハイマー型認知症については、そのさまざまな症状と共に、その危険因子についても急速に研究が進められています。現在、生活習慣上の危険因子として、食習慣や運動習慣、および知的生活習慣が注目されています。その他、議論になっていることに喫煙があります。 

喫煙は、アルツハイマー型認知症の発症の危険性を高めるといわれます。自らタバコを吸うことを能動喫煙といいますが、この能動喫煙だけではなく、非喫煙者、つまり受動喫煙、であってもタバコから出る有毒物質の影響を受け、アルツハイマー型認知症の発症率が高まるといわれるのです。

喫煙に関してはさまざまな議論がおこなわれています。喫煙がアルツハイマー型認知症の発症の危険因子となるか否かについては、これまでも論議されてきました。たとえば、喫煙を含め、ニコチンの摂取がニコチン性アセチルコリン受容体からドパミン神経系に作用し、アルツハイマー型認知症の発症を減少させるという説もありました。しかしその後、この説を主張していた研究の団体が実は、たばこ産業から資金援助を受けていたことが明らかになったのです。そもそも、喫煙は、他の疾病の発症の危険性を高めることから、現在では否定されています。
実際、疫学研究からは、喫煙によってアルツハイマー型認知症の発症のリスクが1.79倍にあがるという結果さえ得られているのです。
また、受動喫煙についても、アルツハイマー型認知症の発症リスクが上昇するという調査結果が発表されています。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 01:45:07 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>症状の進行</title>
         <description>アルツハイマー型認知症の場合は、同じ認知症の脳血管性認知症とは症状の進行が異なります。脳血管認知症の場合は、階段状、つまり、ある時点を境にはっきりと症状が悪化するのに対し、アルツハイマー型認知症の場合は、徐々に進行する点が特徴的です。
症状の経過で、被害妄想や幻覚、特に幻視が出現する場合もあります。問題行動、たとえば、暴言・暴力・徘徊・不潔行為などがみられることもあります。これらは、「周辺症状」といわれ、介護上大きな困難を伴うことになります。そのため、これらの症状が出たことが、医療機関受診の最大の契機となることが多いようです。

症状全体としては、主に次のような認知障害が徐々に進行します：
・記憶障害
・見当識障害
・学習の障害
・注意の障害
・空間認知機能
・問題解決能力の障害、など。

その結果、社会的に適応できなくなります。症状が進むと、食事をとることや、着替えが困難になり、意思疎通なども難しくなります。最終的には寝たきりになってしまいます。アルツハイマー型認知症の進行は3段階に分類されます。第1期では、人格は保たれているものの、記銘力が低下し始めます。学習障害、失見当識、感情の動揺が認められます。第2期になると、高次機能障害が目立ちます。病理学的な異常が前頭葉に顕著になり、視空間失認や地誌的見当識障害が見られるようになります。そのため、外出すると家に帰れなくなることが多くなるのがこの段階です。さらに第3期となって症状が進行すると、前頭葉症状、小刻み歩行や前傾姿勢などの運動障害もみられるようになります。最終的には失外套症候群に至ります。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 01:15:06 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>3段階の症状</title>
         <description>アルツハイマー型認知症の場合、今般的な治療法がないことから、病気は慢性進行性の経過をたどることになります。進行は大きく次の3段階に分かれます：
●第1期
最初は、記銘力の低下から始まります。学習障害、失見当識、感情の動揺が認められますが、人格は保たれます。愛想がよく、ご本人は、ニコニコしています。

●第2期
記憶、記銘力が顕著に障害されます。それに加えて、高次機能障害が目立つようになる時期です。この時期には、外出すると家に帰れなくなることが多くなります。また、周囲に関心がなくなり、清潔感が低下します。徘徊や夜間せん妄もみとめられます。せん妄というのは、意識混濁に加えて幻覚や錯覚が見られるような状態をいいます。健康な人でも、寝ているところを強引に起こすと同じ症状を起こすことがあります。アルツハイマー型認知症の患者さんだけでなく、大手術後の患者さん（術後せん妄）、代謝障害、アルコール依存症の患者さんにも見られます。これらは、病理学的な異常が前頭葉に顕著であり、それを反映しています。視空間失認や地誌的見当識障害が認められるようになります。特に初老期発症例では、感覚失語、構成失行、観念失行、観念運動失行、着衣失行などの高次機能障害も稀でありません。

●第3期
さらに症状が進行すると、前頭葉症状、小刻み歩行や前傾姿勢などの運動障害もみられるようになります。最終的には失外套症候群に至ることになります。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 00:45:05 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>薬物療法</title>
         <description>アルツハイマー型認知症は、現在のところ根本的な治療法は、残念ながらありません。ただし、薬物療法の開発が急速に進みつつあります。

現時点では、日本のエーザイ株式会社により開発された、以下の薬があります：

・アセチルコリン分解酵素阻害薬
・塩酸ドネペジル（商品名アリセプト）

これらは、認知改善薬としてアルツハイマー型認知症を中心に使用されています。日本では、1999年から保険診療で使用されるようになりました。

記憶や認知機能に、アセチルコリン作動性ニューロンが関与しているという説があり、上記のドネペジルはアセチルコリン作動性ニューロンの機能を高める作用があることから、記憶機能などが高まるのです。

その他、アルツハイマー型認知症に伴う症状・・・不眠、易怒性、幻覚、妄想など、「周辺症状」と呼ばれる症状・・・に対しては、適宜対症的な以下の薬剤の投与が有効な場合があります：

・睡眠導入剤
・抗精神病薬
・抗てんかん薬
・抗うつ薬、など。

さらに、易怒性・切迫感・焦燥感が見られる場合には、漢方薬、たとえば、加味温胆湯が有効であるという臨床結果が報告されています。

その他の治療としては、生活リズムの改善や安心感を与える方法・・・回想法・・・や、昔のテレビ番組を見る・・・テレビ回想法など、薬物以外の介入が、睡眠障害や不安改善に有効な場合もあります。

ただし、症状がひどくなると、デイケアの施設にいる事自体が困難になる場合があります。なぜなら、ご本人はどうして自分がここにいるのか状況が分からなってしまうからです。そのため、施設職員の制止を振り切り、危険な方法で脱走を試みることがあるのです。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 May 2008 23:45:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アルツハイマー型認知症の予防</title>
         <description>アルツハイマー型認知症は、その症状もさまざまで原因が明確でないことから、今般的な治療法は、現在のところないのが現状です。しかし、予防法として幾つかの候補があがっています。ただし、逆のデータが存在したり、アルツハイマー型認知症以外の疾患のリスクが上昇することもあり、以下の方法がすべての人に勧められるわけではありません。

１．ビタミン類摂取
・ビタミンE
しかし、ビタミンEは全死亡率を増加させるとのデータもあります。

・ビタミンB6、ビタミンB12
・葉酸

２．食習慣
・低脂肪食、魚類の摂取
・十分な果実・野菜類の摂取
・地中海的食習慣

３．ライフスタイル・活動度
・適度な身体的・精神的活動 

その他、喫煙および、受動喫煙も避けることが、アルツハイマー型認知症の発症を抑制するといわれます。

４．薬物
・降圧剤 
・コリンエステラーゼ阻害剤 
・NSAID 
＊ただし、NSAIDは、心血管イベントの危険性を増す可能性があるため、推奨されません。 

・スタチン類 
＊スタチンまたはHMG-CoA還元酵素阻害薬というのは、HMG-CoA還元酵素の働きを阻害します。そうすることで、血液中のコレステロール値を低下させる薬物の総称です。高コレステロール血症の治療薬として現在、世界各国で使用されています。また、近年の大規模な臨床試験により、スタチンは高脂血症患者での心筋梗塞や、脳血管障害の発症の危険性を低下させる効果があることが明らかにされています。

ただし、先述のとおり、これらには逆のデータもあることから完全に信頼できるものではありません。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 May 2008 23:15:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>回想法</title>
         <description>アルツハイマー型認知症は、現在のところ、原因が明確ではないことから、根本的な治療法はなく、薬物療法による症状の改善や進行の抑制が主に行われているのが現状です。その他、散歩などによる昼夜リズムの改善など生活リズムを整えることが有効です。また、「回想法」や、昔のテレビ番組を見る「テレビ回想法」といった、心理学的方法が不眠や不安の軽減に効果があることがあります。
「回想法」
回想法というのは、なじみのある写真や記念品をそばに置き安心感を与える心理療法です。アメリカの精神科医R.Butlerによって創始された方法です。高齢者を対象とすることが多く、ご本人の人生の歴史や思い出を、治療者が受容的で共感的な態度で聞くことを基本的な姿勢とします。老年期に人生を振り返り、自己の人生を再評価することで、自尊心を向上させる効果があります。
アルツハイマー型認知症の患者さんのように、認知障害や記憶障害といった症状を持つ人に対しては、回想を促す刺激として、五感に働きかけ、記憶を呼び起こすものを、を用いることが多いです。方法としては、個人に対して1対1で行う個人回想法と、集団で行われるグループ回想法に分けることができます。
回想法は、治療のひとつとしてだけでなく、地域での活動や交流の一環として利用されることが多いです。主に、臨床心理士や精神科医、および訓練を受けたカウンセラーによって、クリニック、カウンセリングセンターなどで行われます。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 May 2008 22:45:48 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アルミニウム原因説</title>
         <description>アルツハイマー型認知症の原因は現在のところ明確ではありません。あくまで、ひとつの説ですが、「アルミニウム原因説」と呼ばれるものがあります。

アルミニウムイオンの摂取がアルツハイマー型認知症の原因のひとつではないか、という説です。しかし現在は、この説は一般的に認められていません。日本アルミニウム協会では、腎臓機能障害との関わりを示しています。

スクラルファートといった、アルミニウムを含んだ医薬品には、腎臓の働きが悪いと中毒になる恐れがあるという趣旨の注意事項が示されています。
確かに、アルツハイマー型認知症の患者さんの脳には、健常者の数十倍の濃度で、アルミニウムイオンが検出されています。ただし、それがアルツハイマーが原因で起こる症状なのかどうかは不明です。

従来は、血液脳関門によってアルミニウムイオンは脳に達しないという見方もありましたが、現在では、血液脳関門を突破することが明らかになっています。

アルミニウムイオンは何に多く含まれるかというと、植物では、オオイタドリやカラマツの新芽などです。硫酸アルミニウムとして土壌の10倍～20倍含まれています。また、タマネギにも硫酸アルミニウムとして多く含まれていますから、生体内に自然に取り込まれます。

本来なら水に溶出しないアルミニウムイオンが、粘土鉱物から溶出しています。これはバーク堆肥や家畜堆肥の再利用によって、カリウムやナトリウムの過剰からくる浸透圧で溶出したのです。

アルミニウムとアルツハイマー型認知症の発症との因果関係は、完全には否定できません。しかし、日常生活で摂取する量で、はたして影響があるのかどうか、その危険性を過度に心配する必要はないでしょう。ただし、欠乏症もないと考えられますから、あえて摂取する必要もないでしょう。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 May 2008 22:15:47 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>老年期の認知症</title>
         <description>最近、物忘れがひどくなった。記憶力が低下した・・・このような症状は、人間、歳をとれば誰しも少なからず経験するものです。いわゆる「老人ボケ」といわれるものです。高齢化が進むにつれ、現代では高齢化に伴う認知症は社会的な問題となり、アルツハイマーという言葉は新聞などで頻繁にみかけるようになりました。

老人期の認知症として問題になるのは、次の４つです：

●アルツハイマー型認知症
●クロイツフェルト・ヤコブ病
●ピック病
●コルサコフ症候群

認知症というのは、知能のはたらきが低下した状態をいいます。正常な社会生活を営むことが困難になる病気です。認知症の場合、脳のなかのなんらかの病気が原因のことが多く、高齢者に限ったことではありません。たとえば、若い人でも、交通事故などで脳の広い範囲に損傷を受けると、後遺症として認知症が生じることがあります。そのほかにも、脳の病気や身体的な病気が原因で認知症が起こることはありうるのです。

逆に、歳をとればすべての人が認知症を発症し、「ボケ状態」になるというわけでも決してありません。多少は物忘れがひどくなるということはあるかも知れませんが、日常生活に支障をきたすほどにはいたらないのがふつうです。

しかし食事をしたにもかかわらず、食べていないと思い込む、といったように、日常生活を送るのが困難になり、自立した生活が営めなくなるとそれは病気と判断されます。

老年期の認知症という場合、大きく２つに分かれます：１．初老期認知症、２．老年期認知症です。40～60歳の初老期に現れる場合が、「初老期認知症」です。一方、６５～70歳に現れた場合が「老年認知症」です。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 May 2008 21:45:46 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アルツハイマー型認知症</title>
         <description>老年期の認知症の一種として、アルツハイマー型認知症が注目されています。

最初に現れる症状、ひどい物忘れや記憶の混乱です。また、場所がよくわからないといった症状も現れ、徐々に、物事を認識できなくなる、言葉がわからなくなるなどの認知症症状になり、死に至ります。根本的な治療法は現在のところありません。

アルツハイマー型認知症というのはどのようなものなのでしょうか。
現在では、アルツハイマー型といっても、病理学的には老年性認知症とほとんど変わらないことから、老年性認知症の早発型とする考えもありますが、当初、アルツハイマー型認知症は、1907年にドイツの精神医学者でありアルツハイマーが、進行性の認知症を特徴とする51歳の女性患者の症例を報告したことから、このような名前で呼ばれるようになりました。

アルツハイマー型認知症の原因は、現在はまだ明かではありません。アルツハイマー型認知症では、大脳の萎縮や神経伝達物質の変化などが見られます。神経伝達物質というのは、アセチルコリン、カテコールアミン、セロトニンなど、神経細胞から出される信号を伝達する化学物質をいいます。このことから、老人斑、すなわち、アミロイドと呼ばれる色素たんぱくが脳に沈着したもの、や神経原線維変化などの生化学的研究から、生物学的に原因をつきとめよういう研究が行われているところです。ただし、本格的な解明にはまだしばらく時間がかかりそうです。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 May 2008 21:15:45 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>記憶障害と身体的症状</title>
         <description>老年期の認知症のひとつにアルツハイマー型認知症があります。65～70歳の老年期に現れる認知症状態のひとつです。脳動脈硬化などの脳血管障害によっておこる脳血管性認知症と区別されます。アルツハイマー型認知症には、さまざまな症状が現れます。

記憶障害
アルツハイマー型認知症の場合、まずは「物忘れ」つまり記憶障害から始まります。何度も同じ質問をするといったり、大事なものをどこにしまったのか忘れて大騒ぎしたり、また食事をしたばかりだというのに何を食べたのか、さらには食べたことすら忘れてしまうこともあります。そしてまたすぐに食事を要求するといった症状です。比較的最近に起こった事柄の記憶が失われます。
さらに、現在自分が置かれている状況がわからなくなる、ということもあります。自分が今、どこにいるのかわからない、今日は何日なのかわからない、目の前にいる人が誰かわからない、といったようにです。

被害妄想
記憶障害から被害妄想が強くなることもあります。たとえば、食事をしたことを忘れてしまうため、家族が自分にだけ食事をさせてくれないと思い込んでしまうのです。

身体的症状
アルツハイマー型認知症の症状には、記憶障害や被害妄想傾向以外にも、身体的な症状が現れます。目立つ症状は、頭痛、めまいなどの心気症状、失語、失行、失認などの見当識障害などです。さらに進行すると、歩行障害や失語症状がひどくなり、日常生活に支障をきたすほどになります。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 May 2008 20:45:44 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>身体的症状</title>
         <description>アルツハイマー型認知症の場合、すぐ前の食べたものを忘れてしまう、自分が今どこにいるのか、今日は何日かわからない、といった、物忘れ、つまり記憶障害とは別に、身体的な症状も起こります。

たとえば、失語、失行、失認という症状があります。これらは見当識障害と呼ばれます。

失語
聴覚や発生機能に異常がないのに言語の理解や発声が障害されているものを失語といいます。

失行
運動障害をもたらす器質的な病変がないにもかかわらず行動が正しく行われないものをいいます。

失認
本来認識すべき対象に対して正常な意味理解ができなくなったものをいいます。

これらの症状が進行すると、歩行障害や失語状態が悪化することがあります。そして日常生活にも支障が生じます。

そのほか、めまいや頭痛といった心気症状がみられます。

道徳観や清潔感が失われ、性的に問題のある行動が見られることがあります。
また、場所をわきまえずに排尿するといった行動も生じます。夜間に幻覚をみることがあり、夜中に部屋のなかを歩き回ったり、大声をあげて、家族の生活にも大きな影響を及ぼすことがあります。

身体的な症状としては、神経系以外の異常や変化は起こらないのが普通なのですが、歩行困難や失禁などの神経系の変化から異常が起こることはあり、症状が進むと寝たきりになってしまいます。末期は完全な認知症状態にいたり、ふつう発病から5～10年で死にいたるといわれます。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 May 2008 20:15:43 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>解剖学的症状と診断</title>
         <description>アルツハイマー型認知症の場合、物忘れや身体的症状のほかにも解剖学的な症状が現れます。

アルツハイマー型認知症の場合、解剖学的にみた症状としては、脳の萎縮があります。正常な老人の約10パーセントの減少がみられ、特に前頭、側頭、頭頂葉の減少が著しいのが特徴です。また、脳室の拡大、神経細胞の脱落と萎縮、アルツハイマー神経原線維の変化、老人斑などがみられます。

アルツハイマー型認知症の診断は、まず面接である程度の認知症程度は診断されます。しかし、いろいろな評価尺度を用いることで、よりくわしく認知症の有無や程度を診断します。
人間は、現在いる場所、時間などに対して、周囲の状況と関連して正しく理解することができるのが普通です。これは注意、知覚、了解、判断、記憶などが総合された複雑な認識作用であり、認知機能と呼ばれています。自分が今置かれている場所や時間、環境を把握することを見当識といい、脳の損傷などが起きると、これらの認識能力が失われることがあります。
アルツハイマー型認知症の診断に用いられるテストの項目は、主に認知機能を中心とします。そのほかに行動面や人格面の評価などを含むことが多いですが、それぞれの評価尺度によって異なります。
よく使われるものは長谷川式簡易知的評価スケールです。その他、脳血管性の老人認知症と区別するために、いろいろな身体的検査が行われることもありますが、臨床的にははっきりとした診断根拠とはならないことが多いのも事実です。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 May 2008 19:45:42 +0900</pubDate>
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         <title>生活上のアドバイス</title>
         <description>人は、誰でも歳をとると、多少は記憶力が衰えることはあるものです。しかし、それが生活に支障をきたすようになると問題となります。

老人期の認知症として問題になるのは、次の４つです：

●アルツハイマー型認知症
●クロイツフェルト・ヤコブ病
●ピック病
●コルサコフ症候群

これらの認知症症状が生じた場合、その進行を止めることは無理でも、生活への支障を最小限にとどめるための幾つかの生活上のアドバイスがあります。また、これらの症状の発生を予防するためのアドバイスとしても参考になると思います。

認知症の直接的な原因は、現在のところはっきりしていませんが、からだの病気や環境の変化などをきっかけとして生じることが多いといわれます。会社を定年したり、入院をしたりして、それまでと生活が急に変化したりすると、認知症になりやすくなります。したがって、普段から自分の健康に留意することが重要なことはもちろん、仕事以外にも趣味や人間関係を広げるなど、生きがいをもつことが大切です。またそのような環境を整備しておくことも必要でしょう。これには本人はもちろんのこと、家族や地域社会全体の理解と協力が必要です。
認知症の症状のある老人を抱える家族は、看護の大変な負担を負うことになりますが、家族の看護のよしあしがご本人の予後に大きく関係してくることから、できるだけのことはして差し上げたいものです。医療機関や地域の支援を最大限に利用して、家族が共倒れにならないようにリハビリをしていくことが大切です。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 May 2008 19:15:41 +0900</pubDate>
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         <title>家族の協力</title>
         <description>アルツハイマー型認知症をはじめとして、老年期になるとさまざまな認知症症状が現れます。認知症の明確な原因は明らかにされていませんが、ご本人はもちろんのこと、ご家族や地域社会が、普段から幾つかの生活上の留意点を心得ていることで、症状の発生や進行を食い止めたり、遅らせることができることもあります。

認知症の症状を抱える老人を抱えるご家庭では、看護にも大きな負担を強いられることになります。しかし看護や周囲の配慮の仕方のよしあしがご本人の予後を左右するとなることから、責任は重大です。出来る限りのことはして差し上げたいものです。では、周囲はご本人のためにどのようなことをすることができるのでしょうか？

いちばん大切なことは、規則正しい睡眠とバランスのとれた栄養を取れるようにしてあげることです。また、病気が進行すると、寝たきりになったり、失禁を起こしたりすることがあります。そのため身辺を清潔に保てるように配慮してあげてください。そのうえで、周囲から知的な刺激を与えてあげることも大切です。また適度な運動も刺激になり、効果的なリハビリとなります。

リハビリは、病気の予防、治療と並び、第3の医学といわれるほど重要な役割を担います。リハビリの目的や正しいやりかたを家族や地域社会が理解することで、ご本人の生活の質を落とすことなく、生きがいのある生活を送らせてあげることができると共に、家族だけが心身の負担を負わずにすむのです。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 May 2008 18:43:32 +0900</pubDate>
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